高知と見つける新ビジネスの可能性

高知県自治体×企業連携ビジネス
オンライン報告会

自治体が抱える地域課題を新たなビジネスの種として、企業との連携を推進する高知県が、実践事例を紹介するオンライン報告会を開催。

企業経営者や自治体担当者が登壇し、連携プロジェクトの具体的な取り組みを紹介します。地方進出に関心のある企業の皆さま、新たなビジネスチャンスを探る絶好の機会です。
参加企業を対象に、後日県内自治体との個別相談(オンライン)も実施予定です。

イベント概要

日時
2025年9月25日(木) 14:00〜16:00
会場
オンライン開催
参加費
無料
対象
  • 地域ビジネスに関心のある企業
  • 地方への進出に関心のある企業
  • サービス・プロダクト活用の場を探しているスタートアップ企業
参加メリット
  • 実例を通じて地方自治体との連携のヒントを得られる

  • 個別相談で自治体との具体的な相談につなげられる
見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。

当日プログラム ※予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。

01.事業の趣旨説明

「高知県が取組む“地域課題解決型ビジネス”とは」「地域課題をビジネスにするためには?」
本事業の趣旨をご理解いただくための話題提供をおこないます。

02.地域課題解決型ビジネスの実例紹介

令和6年度より連携が始まっている企業と自治体との連携について、当事者によるトークセッション形式での報告をおこないます。

03.県内自治体が抱える地域課題の紹介

自治体が抱える地域課題に関して、情報提供をおこないます。
地方自治体が抱えるリアルな課題感をご確認ください。

04.県内自治体とのオンライン打合せ(後日実施)

参加企業を対象に、後日県内自治体との個別相談(オンライン)を実施予定です。
課題解決に向けた提案をお待ちしております。

報告事例の紹介 ※報告内容は予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。

01.道の駅DX化を主軸とした取組事例(大月町)

連携企業:株式会社ブックスタンド(大阪府)

大月町の道の駅は、観光客から人気を集める新鮮で安価な地域産品の拠点です。しかし一方で、地元の若い世代や子育て世代の利用が少なく、日常使いが進まず平日の売上が伸びないことが課題となっていました。

そこで、サテライトオフィスを活用した在宅テレワークや小規模DXを得意とするブックスタンド社の仕組みを導入し、道の駅の魅力向上に取り組んでいます。まずは、道の駅が担っているふるさと納税業務を、地域の主婦層が在宅で担えるようにし、地元での新しい雇用の場を創出しました。

在宅勤務を通じて地域の主婦が特産品に触れる機会を増やすことで、SNSでの商品PRや、地元産品を活用した新たな返礼品の開発などへつなげています。その結果、道の駅に並ぶ産品の魅力を地域住民自身が再発見できる環境が整えていくことが目的です。
また、業務のデジタル化により職員の事務負担を軽減し、発信や企画といった魅力づくりに注力できる体制も整備しました。

これらの取り組みにより、道の駅を「観光客のための場所」から「地域住民にとっても親しみやすく、若い世代が普段使いしたくなる拠点」へと進化させ、地産地消の促進につなげていきます。

 

02.観光客への特産品配送サービスを主軸とした取組事例(中土佐町)

連携企業:株式会社アンドピリオド(広島県)

清流・四万十川の源流が流れる中土佐町では、豊かな自然を活かしたキャンプ施設やバンガローが人気を集めています。しかし、こうした施設の多くは山間部に位置しており、周辺にはスーパーなどの食材購入施設が少ないため、利用者は新鮮な海産物をはじめとした地元の食材全般を味わう機会がほとんどないのが現状です。

そこで、産地直送型の特産品ECサービスを展開するアンドピリオド社と連携し、地元事業者と協力して新たな仕組みを構築しました。これにより、地域外への販売にとどまらず、キャンプ場利用者にも新鮮な地元食材を直接届けられるサービスを実現しています。

キャンプ利用者は、現地でしか味わえない地域食材の魅力を体験でき、同時に地域事業者にとっては売上向上につながる、双方にメリットのある取り組みとなっています。

お問い合わせ先
「高知県自治体×企業連携ビジネスオンライン報告会」事務局
MAIL:miyamoto@uproject.jp
(担当:株式会社Uプロジェクト 宮本)